2023年6月9日
ハイドランジャー (その1)
バンダイ メカコレクションの ウルトラ警備隊 ハイドランジャーです。こういったものがプラモデル化されるのはうれしい限りです。しかも税込み550円でした。これは素晴らしい。
ランナーは5枚で、艦底部分は赤のパーツで色分けされています。パーツ構成も塗分けを意識して作られているので、真ん中の白っぽい部分はマスキングの必要はありません。
デカールは水転写デカールとなっていて、1号機2号機が選べるようになっています。側面の白っぽい部分はデカールで再現するようですね。尾翼部分のウルトラ警備隊のマークもちゃんとついていることろはうれしいです。 映像資料があまりなくてよくわからないのですが、以前 NHK BSでやっていた4Kリマスタのウルトラセブン(21話「海底基地を追え!」)の録画を見てみると、1号機2号機が並んで発進するシーンがあります。 劇中のハイドランジャーは、妙にテカテカしていて塗装が厚ぼったい感じです。想像ですが、当時は木を削って原型を作り、目止め剤で木目を消してから塗装しているのでこんな感じになっているのかと思います。
仮組してみました。パーツ数も少なく、接着剤もいらないのでパチパチとはめるだけで簡単にできてしまします。スマートでかっこよく、プロポーションもいいです。 横から見ると、塗り分けのラインでパーツ分割なされているので合わせ目消しも必要なさそうです。 パーツの精度もいいのでいい感じです。
唯一気になる点は、真ん中に合わせ目が出てくる点です。上から見ると確認できます。艦首からブリッジにかけて真ん中に合わせ目が出てきます。ブリッジ上面は左右分割ではなく上からかぶせる部品となっているのですが、部品成型の都合上合わせ目が出ています。 艦前方に丸いモールドが2つあるのですが、これはなんだかわかりません。ハッチがあるのでしょうか。 現代だとミサイルハッチなのかもしれませんが、乗員ハッチなのかSLBMハッチなのか、品成型上のピンなのかがわからないです。録画をみても甲板の形状の確認ができません。
表面を軽くやすって、サフを吹いてみました。側面に引けがあるので気合を入れて削っています。サフを吹くと非常にきれいな船体であることがわかります。艦首の丸いピンは、なんだかわからないので、パテ埋めした後にいったんピンバイスで目印の穴をあけています。表面処理をする都合上、艦橋頭頂部のソナーのようなものは切り取っています。
今回はここまでとします。甲板の丸形状の扱い、色の調合等考えないといけないことがありそうなのでサフ吹いたモデルを見ながら考えたいと思います。作業がすすみましたら、また投稿します。